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2012・5・29-「ポルトガル人の道」へ-3回目のサンティアゴ巡礼(準備編)

2012年5月・ポルトガル人の道・616kmへ

               -3回目のサンティアゴ巡礼(準備編)

○実施編は当ブログの<「ポルトガル人の道」を歩いて-3回目のサンティアゴ巡礼>を参照されたい。 

(出発直前)

海外旅行の準備をほぼ終えて、5月27日()、野田の清水公園で孫の風奈、爽太、娘の直子と思いっきりフィールド・アスレチックを楽しんだ。パパは海外出張中。

 ファミリーコース(40ヶ所)、冒険コース(40)、水上コース(20)などがある。5-7mの高さをロープで登ったり、ロープを伝って空中を10mも渡ったり、水上に浮かんだいくつものイカダを飛んで渡ったり、と面白いものがいろいろあり、手のひらが真っ赤になるほどに一緒に楽しんだ。

 自分の子供時代の経験で、夢中になって遊ぶことが子供の心と体を育てると思っているので、孫をアスレチックのほか、プールやアイス・スケートに連れていくことがよくあるが、今回は出発直前の充実した一日となった。

(ポルトガル人の道へ)

74年を生きた。

若いときは、自分の人生は無限に続くように思っていたが、70歳を過ぎた今では「一生には限りがある。余生は短い」と実感するようになった。

生きられるのは、あとせいぜい10年程度であろうか。死ぬときは必ずやってくる。そんなに遠い将来ではない。最近、そんな思いがよく心に浮かぶ。

そんな中で、長く続けてきた視覚障害者登山の事務からある程度身を引いて、今は時間に余裕ができた。1月頃から妻が体調をくずし、一日中、妻に付き添う必要が生じて、視覚障害者登山の事務から離れたのだが、妻はその後、回復し、時間に余裕ができたのである。

チャンスだ。これまで、日本百名山やマッキンリー登山、サンティアゴ巡礼など、何かに挑戦することを一つの楽しみにしてきたが、「ポルトガル人の道」にも行きたいと思っていた。私の体力は下降傾向にあり、時間に余裕ができた今を置いてはそのチャンスはないと思われる。

それと、「マッキンリー登山」と「サンチャゴ巡礼」の記録を一冊の本にまとめてみたいという思いがあるが、その場合、ポルトガル人の道を歩いた記録を加えれば本の内容を一層充実させることができる。本にする目的は、人生にはこんなにすばらしい楽しみがある、苦しいときもあろうが、人生、捨てたものではないということを3人の孫に書き残して伝えること、それにマッキンリー登山やサンチャゴ巡礼を目指す人達に「登り方や歩き方」を伝えること、この二つにある。

(準備)

4月頃から「ポルトガル人の道」に行く準備を始めた。

 航空券(成田-マドリッド)、列車(マドリッド-リスボン)、宿(4泊分・ユースホステルが3泊)、国際携帯電話等を予約。

 歩くルートの詳細な地図、ポルトガル語辞典、ユースホステル国際会員証、巡礼手帳などを入手。

 ポルトガルの観光案内の本、15000円のウオーキングシューズ、5本指の絹の靴下、足のマメ対策の絆創膏、薬(胃薬、風邪薬、水虫用、バンドエイド等)を購入。

 雨具(ゴアテッックスとポンチョ)、カメラ、電池、磁石、つめ切り、耳かき、歯ブラシ、手ぬぐい、帽子、Tシャツ2枚、半ズボン1枚、着替え、文庫本数冊等も用意。

 これらをすべてザックに詰めてみたが、荷が重い。特に地図や辞書、観光案内書などの本が重い。いずれどれかを捨てねばならないだろう。それは現地で考えよう。

(地図の入手)

まずはインターネットで「ポルトガル人の道」と入力して調べてみたが、詳しく紹介したものは見つからなかった。

4月初め、インターネットを通じて、書籍販売の「アマゾン」で「ポルトガル人の道」を紹介した下記の本を見つけて購入。説明は英語。リスボン-サンテイアゴ、615.6kmを23日間で歩くように地図23枚が掲載されたものである。「スペインのフランス人の道」や「ル・ピュイの道」を紹介した本には地図が約200枚の地図が掲載されていてたいへん判り易かった。それに較べると、こちらは地図が少なくて判りにくいが、これが最上のものだった。

A Pilgrim's Guide to the Camino Portugues: Lisboa, Porto, Santiago

John Brierley (ペーパーバック・208頁)

(相談会で道の詳細を聞く)

4月13日13:20-14:20、会員になっている「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」の相談会に出席。昨年「ポルトガル人の道」を歩いた坂原さんが1対1で、いろいろ教えてくれた。

・分岐には、分かりにくいが、ほぼ目印はある。ただし、ル・ピュイの道よりは分かりにくい。また、巡礼者の姿はほとんど見られない。

・サンティアゴへの黄色の矢印のほかにファティマまでは青の矢印がある。その先には逆方向への青の矢印も。ファティマはポルトガル人の聖地とのこと。

・宿が開くのが16時以降の場合もあるので、開いていなくとも待つこと。近所のバルなどで聞くとよい。

(航空券を予約)

4月19日、航空券を予約。インターネットで調べ、更に柏市のHISに行き、格安航空券を探した。

韓国経由リスボン行き、ヨーロッパ経由リスボン行き、同マドリード行きなどの中から、結局、一番安いアエロフロート(モスクワ経由)マドリード行・114千円(燃油代込み。帰りの日の変更可能。1回15000円)を選んだ。マドリードからバスや列車で行くほうが、飛行機でリスボンに行くよりも安いようだ。モスクワ空港でいったん降りて体を伸ばすことができるので、ヨーロッパに直行するよりは体が楽という利点もある。

(宿と夜行列車を予約)

マドリードに22:25着なので、マドリードのホテルを予約。

更に5月7日、列車も予約。マドリードからの夜行列車「ルシタニア」リスボン行・2等寝台(5月30日、22:25発-7:30リスボン着。HISへの支払い代金11,600円)。乗車賃は高いようだが、宿代が込みであることを考えればそれほど高くない。

5月8日、ユースホステル協会の会員になるために、日本ユースホステル協会飯田橋分室(JR飯田橋駅に隣接するセントラルプラザ18階にある)に出かけて、会員証を入手した。これがあれば、世界中のユースホステルに泊まれる。

ついでに受付で、リスボン到着後の2日間の宿として市内のユースホステルを予約した(1泊15ユーロ、朝食付。100円/ユーロ)。場所を示す地図も打ち出してもらった。

帰って調べるとポルトガルにはユースホステルが44ケ所あるようだが、巡礼路沿いでは、リスボンに3ケ所あるほかは、コインブラ、ポルト位だった。

なお、リスボンであと1泊して観光を3日間することにして、自宅のインターネットを通じてユースホステルの予約を1泊追加した。

(名刺代わりに自己紹介状を作成)

ポルトガル語で以下の自己紹介状・カラー・B4版を20枚、作成して持参することとした。家族の写真を入れたほか、日本を紹介するために富士山と槍ヶ岳、桜の角館の写真も入れた。前回、前々回も作成しており、皆に喜ばれている。

TAKESHI TAMURA Japao(Ibaraki Toride-city) Idade 74

Familia Mulher Filha2、Filho1、Neta2、Neto.

PassatempoAlpinismo(Mt-FujiMt-YariMt-MckinleyMt-Mont Blanc)

Igo-recreio.

Camino:2003 Saint Jean Pied de PortSanntiago de Compostela

 2009 Le PuySaint Jean Pied de Port

2012 LisboaSanntiago de Compostela

(その他、準備)

・5月10日、国際携帯電話機を予約。

・5月11日、アシックス社のゴアテックス製ウォーキングシューズを購入。前回も前々回も同じものを使用した。

・5月11日、「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」を通じて巡礼手帳を入手。巡礼手帳は巡礼宿(アルベルゲ)に泊るときに必要。巡礼終了後にサンテイアゴで巡礼証明書を貰うときにも必要。以前はヨーロッパの教会で貰わねばならなかったが、「友の会」設立以降は、日本でも入手可能となった。

・5月11日、ポルトガル語辞典を探し、結局、「アマゾン」を通じて購入。

ポルトガル語は全く分からない、英語もできないので、辞書は必携である。

(航空券)

5/29 成田発 12:05(アエロフロート SU261

 モスクワ着 17:10

     モスクワ発 19:15(アエロフロート SU2502

     マドリッド着 22:25

7/4 マドリッド発 11:25(アエロフロート SU2501

モスクワ着  18:10

モスクワ発  20:00(アエロフロート SU264

7/5  成田着    10:20

(日程)

5/29 マドリッドで宿泊 ホテル「HUSA CHAMARTIN」予約済

 Tel 34-91-334-4900

5/30 夜行寝台列車 ルシタニア号2等 予約済 87ユーロ

マドリッド2225-リスボン(オリエンテ駅)730

5/31 リスボンで宿泊 ユースホステル「parque das Nacoes」予約済     

 Tel 351-218920890 15ユーロ リスボン観光の予定

6/1  リスボンで宿泊 ユースホステル「Centre」予約済     

 Tel 351-213537541 16ユーロ リスボン観光の予定

6/2  リスボンで宿泊 ユースホステル「parque das Nacoes」予約済     

 Tel 351-218920890 15ユーロ リスボン観光の予定

6/3  リスボンを徒歩でスタート。スペインのサンテイアゴまで23日間、650km。1日に20-30km。途中、大都市には2泊の予定。

Lisboa(リスボン)SantaremTomarCoimbraPortoTui(スペイン)Santiago.

サンテイアゴ-マドリッドは列車の予定。

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コメント

初めまして。安達と申します。ポルトガルの道で検索したらこのページに出会いました。田村さまは今頃リスボんを出発して歩き始めた頃でしょうか。
私は61歳女性、3年前にサンジャンからフィニステーラまで歩き、昨年は北の道を列車と徒歩でイルンからサンティアゴまで行きました。今回は6月22日に出国しポルトガルの道を歩く予定です。出発が近づき慌ててルート等を調べています。心配になってきたのは宿泊の事です。リスボンからポルトまでは消防施設に泊まる事が多いようですが、また旅の途中このページに宿泊施設情報をコメント頂ければありがたいなと思いメールしました。
ちなみに私は日本語しか喋れない、女一人旅です。時々列車やバスも利用してゆるりとした旅を楽しもうと思っています。
気をつけてサンチャゴへの旅を続けて下さい!

投稿: 安達 | 2012年6月 4日 (月) 12時59分

これを読んで、来年は、ここを歩こうかなという気になってきました。

投稿: cycloo | 2014年3月12日 (水) 11時54分

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