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サンティアゴ巡礼「北の道」を目指して(準備編)

<サンティアゴ巡礼「北の道」を目指して(準備編)>

(特記事項)

2014年11月、当ブログに、(実施編)として「北の道」を行く-4回目のサンティアゴ巡礼を掲載しました。合わせてお読みいただければ幸いです。 下線をクリックしてください。見ることができます。

(はじめに)

 4回目のサンティアゴ巡礼を計画。「スペインの海を見ながら、北の道(Camino del Norte)を歩くこと」が目的である。

 「北の道」はスペイン北部の海岸を Irun(イルン)からSebrayo、Gijon、Ribadeoを通ってサンテイアゴ大聖堂まで歩く817.5kmの巡礼路である。2012年の巡礼証明書発行総件数は19.7万人(発効要件は「大聖堂への最後の100kmを歩くこと」。自転車の場合は200km)。うち、 「フランス人の道」を歩いた人が13.6万人であるのに対し、「北の道」ほ1.3万人と少ない(「ポルトガル人の道」は2.6万人)。なお、この巡礼路沿いには「北の道」から途中で分かれ、Oviedo、Lugoを通ってサンテイアゴまで行く「Camino Primitivo」という道もある。

 行きたいと思う理由はいくつかある。

 ① 主要な巡礼路は12本あるが(別途「ポルトガル人の道」の記事で紹介したJohn Brierley著の本による)、このうち、メインの「フランス人の道」以外は、これを日本語で詳細に紹介した本やインターネットの紀行文がほとんど無くて、私が数年前にブログに書いた「ル・ピュイの道」と「ポルトガル人の道」が、今でも少しだが読まれており(最近の30日間で、ブログのこの項への訪問者数は「ル・ピュイの道」が約200人、「ポルトガル人の道」が約100人)、時折、「役に立った」というコメントをいただく。いくつかを紹介すれば、

「スペイン・サンティアゴ巡礼の記録のサイト(ブログ)を読ませていただきました。大変有用な情報が沢山含まれていましたので、昨春、カミーノを歩く際に、ずいぶんと参考にさせていただきました。」(Hさん)

「この3月に歩く予定です。自分なりにいろいろ調べてきましたが、本当に役立つ情報が満載で、ありがたく拝読しています。」(Oさん)

「ルピュイルートについは、情報が少なく、貴日誌はとても参考になりました。」(Sさん)

「当初はサンジャンから出発する予定でしたが、貴方様のこのブログを今年の3月に読ませて頂き、ルピュイから歩くことを決意致しました。スペインの一か月とは違った意味でフランスの一か月は楽しく歩くことができました。特にLe Falzetのおばあさんの宿の食事は美味しかったです。」(Jさん)

 「田村さんのブログは、私にとって貴重なガイドブックです。…プリントして何度も読み返しております。」(Kさん)

「また読み返しています。未知の土地への一人旅。躊躇する方が多いようですが、これを恐怖と感じてやめるか、おっしゃる通り、それを魅力と感じて楽しむかでしょうね。これがなければ、海外旅行なんて面白くないですよね。」(Cさん)など。 

 また、「読みいってしまいました!巡礼路お疲れ様です!感動しました… 来年わたしもいきます。巡礼路、今から資金つくりです!失礼ながらご質問ですが、…」(Mさん)というように、ご質問も幾つかいただいた。

「私のサンチャゴ巡礼の「師匠」と呼ばせてください。」(Hさん)と、冗談を言いながら、感想を書いてくれた方もいる。

 これらを見て、「別の巡礼路を歩いて、行く人の役に立つ記録を更に一つ、ブログに書き加えたい」と思うようになった。読んでくれる人がいること、役に立って喜ばれること、これは書く者にとってたいへん刺激になる。

 なお、本やインターネットで見るサンティアゴ巡礼の記録のほとんどが日記方式であるのに対し、私は三つの巡礼路を比較しながら、「項」を分けて、道や宿の状況、見どころなど、巡礼路ごとの特徴を紹介することに重点を置いた。私の記録が読まれているのは、そんな書き方にあるのかもと密かに自負している。

② ところで、実際に行けるかどうかにはいくつか問題がある。

 まず、今、妻が膝(ヒザ)を痛めて、なかなか治らず、これが来年まで続けば一人で長期の海外旅行には行きにくい。最近かなり良くなったようだが。

 また、巡礼はスペインが乾期に入り、しかも猛暑が避けられる6月が適期と思われるが、この時期は2014年も、日本語を学ぶために嫁のアンジェラと孫のリリーが来日するかもしれない。来日が決まれば家は空けられない。

 来年の秋に行くとか、再来年77歳になってから喜寿の記念に行くとかも考えられるが。

③ 行こうと思うと日常生活に張りが出てきて、心が活性化し、何事にも前向きになれる。また、行く準備として、週に1-2回は4-8時間のロング・ウオーキングや1500m前後の水泳を行い、体力維持にも心がけ、健康にも良い。

④ 年齢的に体力・脚力の衰えがあり、巡礼路を歩けるのは今年か来年までであろう。これまではなかったことだが、一日歩いた翌日は足の疲れが抜けない。また、足の親指と薬指の付け根がよく痛くなる。更に左膝の半月板が損傷。また、胃腸が弱いし(先日も胃カメラ検査)、悪玉コレステロールの数値も異常に高い。これだけ問題を抱えていると、いつ長距離歩行ができなくなるか分からない。このあと生きられるのはせいぜい10年か。「行っておけばよかった」と後悔はしたくない。

⑤ 4回の巡礼とマッキンリー登山の記録を1冊の本にまとめて、孫に残しておきたいと思っている。人生にはこんなに楽しいこともあるのだ。それは人生を前向きにし、また苦しくて落ち込むときにはそれを乗り切る力を与えてくれる。

 (準備に入る・2013年8月16日)

6月25日に来日した息子の嫁のアンジェラと孫のリリーが8月15日にNYに帰国してから2週間が経ち、時間的にも精神的にも余裕ができた。

 さあ、4回目のサンティアゴ巡礼の準備に入ろう。まずは体力作りだ。水泳とロング・ウオーキングの再開。水泳は週1回、50分、クロールで1500mを、ウオークはとりあえず、週1回、正味5時間、20kmを目指す。来年の本番までに、8時間で25-30kmを毎日続けて歩けるだけの脚力をつけておきたい。今は20kmでもきつい。歳をとって、体力、脚力が衰えたことが原因のようだ。3回目の巡礼では何とかこれらをクリアーしたのだが。

 (久しぶりに取手-成田を歩く・9月7日)

 久しぶりに取手(戸田井橋)-布佐-房総風土記の丘-成田山新勝寺-成田駅をロング・ウオーキング。5-10分程度の休憩を4-5回入れて6時間45分で歩いた。

 最近は4-5時間歩くと疲れてしまい、歩くのが嫌になっていたが、今回は最後の1時間もそれほど疲れずに歩けた。ただ、「足の調子が戻ってきた」と嬉しくて、つい調子に乗り、後半の数時間を休憩なしで歩いたために、右足の親指の付け根を痛めてしまった。もう歳だ。無理をすると足腰に今までに経験したことがないような問題が起こる。歩くときは調子に乗らないこと、油断しないことを心がけよう。

 (サンティアゴ巡礼に行く会を結成)

 8月の始め、Aさん、Mさん、宮本さんと私の4名が集まって新橋のスペイン料理店で会食をした。私はまだ行けるか未定であるが、来年、サンティアゴ巡礼に行く会の結成式だ。

 いずれも視覚障害者登山団体「六つ星山の会」の会員。宮本さんは全盲、赤石岳(4人で)や栂海新道(3人で)を縦走した仲間だ。Aさんは60歳代の女性、胃癌のため数年前に胃の全摘出手術を受けたが、今は元気一杯で登山を楽しみ、昨年はサンティアゴ巡礼やキリマンジャロ登山にも成功した方である。その前向きの姿勢はすばらしい。Mさんは六つ星の山行で仙塩尾根から塩見岳を越えたときにご一緒した、快活でたくましい山男。

 その後、晴眼・女性の I さんが加わった。

(サンテイアゴ友の会の写真展に応募・11月)

 「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会創立5周年記念写真展」(モンベル渋谷店にて。2013年11月20-26日)に「巡礼路の子供たち」と題した写真を出展。

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(「北の道」の巡礼に行く仲間5人と秩父札所18ヶ所を巡る・11月26-27日)

 巡礼路をほぼ「北の道」に決し、晩秋、晴天の秩父路を歩いた。

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(前方に武甲山)

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(六地蔵)

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(羊山公園)

(巡礼に行く仲間と取手駅-成田山を歩く・12月25日)

 Mさん、Iさんと3人でロング・ウオーキング。取手駅7時20分スタート。利根町「徳満寺」(江戸時代、利根川の水上交通で栄えたところ)、布佐、若草橋、房総風土記の丘などを通って成田山新勝寺に17時20分着。

 (脚力作り・秋のウオーキングと水泳)

 記憶にある範囲で記録しておこう(敬称略)。

 8月27日 取手-守谷往復・5時間。9月5日 北千住・水泳1000m(孫の風ちゃんと)。7日 取手戸田井-成田・6時間45分。8日 六つ星サポート講習会・相模嵐山。10日 高田馬場・水泳1500m。12日 北千住・水泳1000m(風ちゃんと)。14日 妙義山の中腹歩き(日渡、松本克彦、上手の各氏と)。18日 松戸-下総中山の法華経寺と東山魁夷記念館。19日 北千住・水泳500m(風ちゃんと)。21日 取手戸田井-下総松崎駅(風土記の丘一周)・7時間。23日 取手-柏・あけぼの山公園(あおぞら診療所歩こう会)・4時間。25日 高田馬場・水泳1500m。27日 取手・水泳1500m。28日 関東鉄道・水海道駅-一言主神社-菅生沼-小絹駅・4時間30分。10月2日 取手・水泳1500m。3日 北千住・水泳500m(風ちゃんと)。4日 取手・水泳1000m。9日 取手戸田井-下総松崎駅(安食の寺見物、風土記の丘一周)・7時間。14日 取手戸田井-小林駅-印旛沼-甚平渡し-成田ニュータウン・8時間15分。16日 北千住・水泳1000m(風ちゃんと)。17日 小絹駅-守谷市内-芽吹大橋-東武野田線の愛宕駅・5時間30分。21日 戸頭駅-東武野田線の野田駅・5時間30分。30日 戸頭駅-柏・花野井(吉田家住宅)-柏駅・4時間。31日 柏駅-増尾-柏駅・4時間。11月1日 南柏駅-松戸駅・3時間。2日 牛久沼散策(あおぞら診療所歩こう会)・4時間。7日 取手-藤代往復・4時間。8日 北千住・水泳500m(風ちゃんと)。東京ハイキング協会の東ハイ祭に六つ星の仲間24名と参加・4時間のウオーク(喜多見-世田谷・砧公園)。14日 北千住・水泳800m(風ちゃんと)。取手-運河駅(江戸川にも足を伸す)・6時間。24日 森林公園散策(六つ星・43名)。26-27日 秩父札所巡り(サンテイアゴに行く仲間5人と。2日で1-18番札所。30km。)

 (脚力作り・年末・年始のウオーキングと水泳)

 12月8日、六つ星・忘年山行・鐘撞堂山・羅漢山ほか(66名)。23日、取手・戸田井橋-成田山。25日、上記取手駅-成田山、10時間(前記)。

 2014年1月5日、妻と取手市営プール、水泳1500m。6日、友人の尾幡と昼食後、代々木公園-明治神宮-高田馬場を歩き、夕方、六つ星役員会へ。7日、宮本さん、上手さんと新江戸川公園、椿山荘等散策、14時-17時。日、妻と取手市営プール、水泳2000m。12日、川越散策10:00-15:00(六つ星)。13日、9:40、取手・戸田井橋スタート、成田山、16:00着。16日、水泳1000m(風ちゃんと)。20日、宮本さん、上手さんと新宿駅-明治神宮-渋谷-駒場公園-渋谷、12時-16時。22日、取手-新松戸、10時30分-16時。25日、あおぞら診療所「歩こう会」、浅草七福神、10-14時。26日、北鎌倉-江ノ島-藤沢(サンテイアゴに行く仲間5人と)、8時20分-16時。

006_2 (鎌倉-江ノ島ウオーク)

2014年2月)

 8日、大雪。翌日、雪かき。12日、ウオーキング・シューズ購入。17日、パリへの航空券(5/30成田発)購入。ウオークは三郷駅-葛西臨海公園駅(7時間強)ほか、4-5時間の歩きを10回ほど。地下足袋も試した。

(「北の道」の資料を集める)

1.インターネットを通じて「北の道」を歩いた記録を見つけた。

  http://blog.goo.ne.jp/yubon_2011/e/8517a1b5f5b8fad19a6018c6b9c7e54f

.「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」の山本さんが2013年6-7月に「北の道」を歩いており、彼が書いた下記の記録を教えていただいた。山本さんは友の会の5周年記念写真展に私が応募した際にお世話になった方である。

 Camino de Santiago サンティアゴ巡礼路の記録 - Biglobe

  http://www7b.biglobe.ne.jp/~akutare/ 

「ピアモンテの道、フランス人の道、フィステーラの道、Via de laPlataCamino del Norte、北の道、銀の道及びCamino Sanabresを歩いた記録.」である。 

3.インターネットを通じて、書籍販売店「アマゾン」から「北の道」のスペイン語版・案内書を購入。3,395円。詳しい地図が掲載されているが、351ページで厚さ2cmと重いのが難点。ただし、地図は別冊で添付されているので、それだけを持参すれば軽くて済む。

 Guia del Camino Norte de Santiago para peregrinos / Guide to Santiago's Northern Route for Pilgrims  著者 Anton Pombo (2010/5/30) 

  もう一つは英語版。これも318頁と厚くて重い。2285円。なお、地図は各頁にあり、別冊での地図の添付はない。

The Northern Caminos: Norte, Primitivo and Ingles (Cicerone Pilgrim Route Guides) 著者 Dave WhitsonLaura Perazzoli (2013/4/30)

(ウオーキング・シューズを買うが、型の選択に失敗したようだ)

 2月12日、宮本さんと池袋で会い、西武百貨店でロング・ウオーク用の靴を買う。アシックス製、ミズノ製等いろいろと出してもらい、1時間ほど、説明を聞きながら試し履きをして、結局、これまでの巡礼で毎回履いていたアシックス製をやめ、アサヒ製の靴を購入。また、型も大きすぎると言われて、25.5から25.0に変更。

 しかし、この選択は失敗だった。靴を慣らすために、購入後10日間ほど、ほぼ毎日2-4時間位、この靴を履いて歩いてみたが、1時間も歩くと左足の薬指の付け根の筋肉が痛くなり、痛みを我慢して歩くととても疲れた。これでは長く歩くことはできない。この10年間、この部分がときどき痛んだが、これほどに痛んだことはない。歳のせいで足が弱ったこともあろうが、靴のせいでもあるようだ。5本指の靴下を履いた上で、指の下にガーゼや綿を入れたり、カットバンをはったりして歩いてみたが、痛みは収まらない。新しい靴は2.2万円と高かったが放棄せざるをえないようだ。

800kmを歩き通せるか-今回一番の問題は足裏の痛み。2014・2・24)

 行くに当たって問題となるのは、道が分かるか、宿が見つかるか、言葉が分かるか、シュラフや上着、下着、薬、通信機器等の持ち物をどうするかなどであるが、今回一番の問題は前記の「足裏の痛み」。

 新しい靴は放棄するとして今回はどんな靴を履いていくか。

 1月初め、「ポルトガルで使い、履き古したアシックス製の靴(25.5型)」を履いて、三郷駅-葛西臨海公園駅を時速4kmで7時間30分歩いたときは、最後の頃に左薬指の付け根がとても痛んだが、一方、12月末に時速3kmで10時間、ゆっくりと取手駅-成田駅を歩いたときはそれほど痛まなかった。前3回の巡礼ではそれほど傷まず、時折痛んだ時は、ガーゼを足裏に敷いたりして痛みを和らげ何とか歩き通すことができたが、今回は大丈夫だろうか。ゆっくり歩けば何とか持ちそうな感じもするが。

 まず、靴だが、上記の擦り切れた靴を履いていくのは一つの方法。あるいは同型の新しい靴を買おうか。その他、地下足袋なども試してみよう。

 一方、痛みが出ないように、中敷きを入れたり、足指に力を入れないように歩いたり、更に、巡礼者用の杖を利用するなども検討してみよう。また、整形外科やウオーキングの団体などに「痛みの原因と治す方法」も聞いてみよう。

 5月30日発の航空券は手配した。ここまで来たのだから、とにかく、「足裏対策」に集中して取り組んでみよう。と言って冷静な判断力を失わないこと。駄目なら行くのを止めればよい。行っても、気楽に楽しむこととし、全行程を歩き通すことには固執しないようにしよう。

(挑戦する気持は抑えて)

 海外登山でも、サンテイアゴ巡礼でも、これまでは「挑戦する気持」を胸に秘め、山頂を極めること、全コースを歩きぬくことを第一に置いて頑張ってきたが、今回は上記のように76歳で足が衰えたこともあり、場合によっては100km位は電車で行こうかと気楽に考えることにした。「挑戦する」より「楽しむ」ことを第一にと気持を切り替えたのである。「挑戦する気持」を二番に下げてサンテイアゴ巡礼に臨むのは初めてのことである。

(地下足袋で歩けば足は傷まない-靴と地下足袋を交互に履くこととしよう)

 (3月2日(日)、スポーツ障害相談へ)

 よく泳ぎに行く取手市スポーツセンターにて毎週・日曜9:00-12:00、30分間500円で、専門家の先生による「スポーツ障害相談」が行われている。案内には「現在、スポーツや運動のやりすぎで、肩、肘、腰、膝等の関節痛や筋肉痛で悩んでいる方、また、運動不足で腰や膝に負担がきている方が多く、それらの悩みを解消するためにスポーツ障害相談を開設しています。」とある。

  3月2日、予約をしてこの相談に出かけ、担当の大内先生から下記の貴重な助言を頂いた。

・使い古した右靴の裏の外側がすり減っている。右足裏の薬指の付け根の「痛みの原因」は、足裏への「体重のかけ方が右に偏っていること」にある。

・体重を足裏中央にかけるようにすれば治る。それには立ったままで、ボールか座布団を両膝で強くはさむというトレーニング(1回10秒を連続して3-5回)を毎日1回から数回、行うのがよい。最低3ヶ月行えば矯正できる。

・薬指内側が痛み始めた場合は、「SORUBO製の中敷き(ただし、中央やや前にクッションが横に入ったバンドエイドタイプ・パッチタイプ)」を使用するとよい。

・地下足袋は指が広がり足裏が痛みにくいが、逆に足腰を痛めやすい。要注意。踵とつま先用の地下足袋の中敷き(SORUBO製)があるので利用するとよい。

・最近は日本の靴メーカーは日本人に合った靴(指が広がるもの)の開発を進めている。アシックスは日本製。

  原因が分かった、治し方も分かった。ありがたい。このトレーニングを続けていこう。

(3月7日・佐原・香取ウオーク)

 JR成田線滑河駅に「サンテイアゴに行く仲間5人」が集合。8時45分スタート。利根川堤を佐原へ。佐原「道の駅」でお雑煮を食べた後、旧市内見物。更に香取神社を経てJR香取駅、17時着。019 (利根川堤)

033(佐原・旧市街)

039(香取神社)

(妻の膝痛を治すために)

・妻の膝痛については、一年間医者に通ってきたが、痛みが収まることはなく、完治するかも不明のままで時間が過ぎた。また、私も妻に同行し医者に行くことはしなかったので、現状の把握が充分でない。このまま長期間、留守にするのは心配。そこで、この一ヶ月間は、妻に同行し、膝痛を治す方法を一緒に追求してみた。

我が家の2階への階段に「手すり」を取り付けた。

・初めて妻に付き添い、かかりつけの病院へ。膝痛の原因と治し方を詳しく聞いたが、要領を得なかった。これまで1年通い、痛み止めの薬を飲むほか、マッサージを受けてきたのだが、このままでは治りそうもない。医者に聞くと、これまでの方法のはかに治す方法は見つからないとのこと。手術で治す可能性を聞いたが、その病院では手術は扱っていないので分からないとのこと。その場で医師に紹介状を書いてもらい、翌日、手術可能な別の病院へ。ここでは手術は可能の由。ただし、それは最後の手段とし、これまで撮っていなかったMIRも撮って、マッサージ等を続けながら、今しばらく様子を見ることとした。

・介護保険の認定を市役所に申請。マッサージを家で受けられるなど利点があるという。

・妻は、NHKテレビの健康番組の中で医者が「膝関節症を治すには、痛くならない程度の足の運動が大事。運動が治す手段の主役であり、薬はそれを側面から助けるもの」と語るのを見て、水中ウオークに積極的に取り組むようになった。4月12日、27日、5月5日、9日などに水中ウオークに同行。ウオーク直後は少し足が軽くなると言う。なお、妻は取手スポーツセンターの水中ウオーク教室にも申込みを行った(毎週土曜50分)。

(娘と初めてのロング・ウォーク)

 同居している長女と二人でロング・ウオーク。今まで二人だけでのウオークは経験なし。生まれて初めての経験である。

 彼女は小さい時から人との関係を上手に築くことができず、今もって友達が一人もいない。英検3級や運転免許の取得、アメリカのディズニーランド、スペイン、エジプト、トルコ等のツアー旅行への単独参加など、力はあるのだが、それらは一時的な楽しみにとどまり、今は趣味がほとんどない。外を散歩する位で、昼でもベットに寝転んでいることが多い。

 私達は、彼女をどう育てるか、小さい頃からいろいろな所に相談をしてきたが、確信が持てる回答は得られなかった。そんな中で、私はしつけは大事と考え、人への対応や家での態度について、小さい時から彼女に注意をすることがよくあった。しかし、これが原因で私への拒否反応が強くなって彼女に嫌われてしまい、これまで40年近く、外出するときはいつも「お父さんが行くなら、行かない」と言われ、また、食事のときも私のそばに決して座ろうとしないという関係が続いてきた。

 ただ、私も最近は10年以上、注意をすること、批判をすることを一切しないように心掛けてきた。それがやっと実ったのかもしれない。突然、数日前「お父さん、一緒に散歩に行かない」と言われたのである。

 急なことでびっくりしたが、希望通り、いくつかのウオークに付き合った。

 以下、長女とウオーク。4月19日、御茶ノ水(昼食後)14時-銀座-新橋17時。20日、取手・戸田井橋11時-(利根川沿い)-安食16時(昼食)。23日、戸田井橋10時30分-木下ー小林-安食17時(昼食)。25日、布佐11時30分-若草大橋-成田駅18時30分。26日、自宅9時30分-守谷の運動公園14時30分(昼食)。29日、自宅14時30分-藤代駅17時。5月3日、次女一家(夫婦と孫二人)と長女と高麗の日和田山・物見山登山。16日、横山町問屋街散策。17日、戸田井橋10時30分-下総松崎18時。20日、妻、優子、次女と表参道で誕生祝いの食事(6月、長女、次女、誕生日)。24日、池袋・サンシャインシティ-我が家のお墓-私の生まれた所・新宿西五軒町-飯田橋を二人で散策。

 これからは仲良くなれそうな気がする。ウオーキングが始まって、彼女は生き生きしてきた。家事の手伝いにも前向きに取り組むようになった。彼女がどう変わるかが楽しみである。ウオークに付き合いながらじっくりと見守っていきたい。 

(サンティアゴに行く「チーム・カミーノ」の5人の仲間と)

3月25日 原宿8時-明治神宮-外苑-皇居-神田明神-東大・喫茶-六義園-古河庭園前(閉門後到着)-駒込。

4月15日 手賀沼一周・7時30分集合。将門神社、旧手賀教会等。 

4月28日 東海道ウオーク。日本橋7時-旧品川宿-川崎大師16時。

5月12日 新宿7時30分-表参道-(渋谷川に沿って)-麻布-芝公園-門前仲町(深川不動)-両国16時30分。

(息子がiPodを送ってくれた)

 これまでスマートフォンなどの電子機器には全く触れたことがなかった。未知の世界である。

 小さい機器に大量の音楽を録音し旅に持参できると聞いて、NYに住む息子に頼んだところ、「iPod」を購入し、私の好きな曲をCDから約100曲録音してくれて送ってくれた。「大黄河(宗次郎)」「新世界紀行(服部克久)」「ショパン」「倍賞千恵子」「美空ひばり」などである。これが飛行機内や宿屋で聞けるようになり、旅の楽しみが一つ増えた。これまでも、ときどき、海外にCDプレヤーとCD数枚を持参したことがあるが、重いのが難点だった。

 合わせて海外で自宅とのテレビ電話やメール送信が可能となり(ただしwi-fiがつながる場所でしか使用できない。スペインの宿にはあるというが)、これまでのように空港で携帯電話を借りて行く必要はなくなった。

(一回目のサンチャゴ巡礼のフィルムのほか、マキンリー登山や国内の登山などの写真をDVDに入力)

 依頼先:(株)フォトバンク 大阪ラボ「節目写真館」

 対象品目:36枚ネガフィルム28本(11,760円)、アルバム4冊(9,920円)ほか。

(持ち物の点検・5月20日)

 細かいものも含め、書き出して、未入手のものの入手に着手。

 レインウエア、長ズボン1枚、半ズボン1枚、Tシャツ2枚(半袖シャツ兼用)、長袖シャツ1枚、フリース1枚、パンツ2枚、5本指靴下4足、軍手1組、地下足袋、ビニール敷物、インナーシュラフ、スリッパ、ツェルト、ストック、荷物の小分け袋(機内持込み用のバックを含む)。 

 デジタルカメラ、海中電灯、交換用の電球 予備懐中電灯(100円)、単三電池6本(カメラ用、海中電灯用)、カメラ用SDカード予備、I Pod、イヤホーン、充電器、200Vアダプター、腕時計、メガネ。 

 帽子、水泳パンツ、タオル2枚、カミソリ、石鹸、お守り(娘が作ってくれたものと二人の孫のお手製のもの)、テッシュ数個、トイレットペーパー1ヶ、歯ブラシ、練歯みがき、薬(胃薬、下痢止、かぜ薬、コレステロール用の薬、疲労回復剤)、リップクリーム、カットバン(足まめに適したジョンソン社製を含む)、つめ切り、耳かき、インスタントの乾燥ごはん2袋。 

 パスポート、パスポートのコピー2枚、パスポート紛失時に新パスポート作成用写真4枚、航空券の引換証(忘れやすい)、海外保険証(忘れやすい)、現金、財布、クレジットカード、キャシュカード、名刺、メモ用手帳。 

 スペイン語の辞書、地図、コースの説明文(行った人が書いた毎日のコースの説明文、インターネットよりコピー)、必要と思われる日本の電話番号、日本の絵葉書10枚(現地でのお礼用)、文庫本(機内での読書用、新田次郎「栄光の岩壁」ほか)。

 荷の重さを計ってみた。これだけで9kgを越える。更に、毎日必要な飲み物と食品(500mlのペットボトルの水・2本、朝食・昼食用のパンとバナナ2本、リンゴ2ヶ、トマト1ヶなど)が加われば11kgは越えるだろう。高齢の身にはこれでは重すぎる。荷が重くて歩けなくなったということでは行った意味がない。中身を再検討しどれかを捨てよう。また、別に、荷の負担を軽減する方法がある。主な荷を宿や駅に数日間預け、荷を軽くして前に進むというやり方である。ポルトガルで試みた。荷はその期間歩いた後で、電車やバスで取りに戻るのであるこれを心がけよう。幸い、近くを電車が走るコースが多い。

(名刺を作り、また、家に置いておく地図を作る。5月26日)

 名刺はこれまでも作った。A4版。20枚。名前と年齢、家族の写真などを入れた。今回は富士山や槍ヶ岳の写真、日本の春と秋の美しい写真も入れて、少しだけ日本の良さをPRすることにした。巡礼路で親しくなった方やお世話になった方に渡す。相手と片言で話すときの話題作りにもなる。

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 妻に「どこまで歩いたか分かるように地図を作っておいてほしい」と言われて、歩程図を作り壁に貼った。

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 自分の登山と旅を本にまとめるための準備に入る)

 1.表題は?

  『中高年の夢「サンティアゴ巡礼とマッキンリー登山」』でよいか。

 2.目次(案)

 ○ はじめに

 孫に伝えたい。人生の楽しさ、苦しさ。

風奈、爽太、リリーへ。 何か、一生楽しめる趣味を見つけよう。心の琴線に触れるようなものが、「これだ!これをやりたい!」というものが、きっと見つかるはず。」

 Ⅰ.私の登山および旅行記

1.3回のサンティアゴ巡礼-2100kmを歩く。

1)フランス人の道(スペイン)

2)ル・ピュイの道(フランス)

3)ポルトガル人の道(ポルトガル)

4)北の道(スペイン)

3.マッキンリー・アコンカグア登山記ほか

 1)マッキンリー登頂記

 2)アコンカグア登山記

 3)キリマンジャロ登頂記

 3.国内の山への挑戦-いくつかの事例

 Ⅱ.私の山歴

 1.山への思い

 2.山に夢中になったのは40歳の頃から

 3.日本百名山は98座まで

 4.自宅の取手から日本海まで・山々を越えて

 5.登った山・一覧

 Ⅲ.六つ星山の会・視覚障害者登山

 Ⅳ.プロフィール(この項は別冊とし外部には出さない?)

 1.生い立ち

 1)幼少年期

 2)10代・20代の私を育ててくれたもの(2013年1月19日)

 3)「覚え書」から

 2.山のほか、趣味は読書と囲碁

 1)読書

 2)囲碁

 3)銭湯など

 山一人で行くのは、自分のためであり、人のためではない。また、自分のためと言っても、衣食住を手に入れるためではない。素人のスポ-ツは全て、そうであろう。しかも人間は、それをやり遂げたときに、涙を流すほどに感動する。また、それをみた人間も感動で胸を震わす。オリンピックでの優勝などはその最たるものであろう
 大昔の、人が生きるために必死だった時代には、人間もこのようなことをしなかったのではないだろうか。今は、仲間を守るためでもないし、衣食住を得るためでもない--ある意味では無益な行為に、人は敢えて挑戦する。ときには命を懸けて。
 人間社会が生み出してきた文化というものの意味がここにはあるように思う。衣食住が満ち足りたとき、人が求めるものは? なぜ求めるか? スポ-ツ、絵画、詩歌、音楽などに共通するのは、何かすばらしいことをやり遂げる喜び、それを鑑賞する喜びである。
 それに参加しない者にも、観戦し、鑑賞するという楽しみがある。また、絵画、詩歌、音楽には、物事の意味を解釈し深めるという楽しみもある。人間は生きることを充実させるために、これらを行う。 

 それは人間だけの特権だ。ほかの動物にも、たとえば、鳥が大空を舞うのを楽しむように、運動を「楽しむ」という習性はあると思われるが、それに「全力で挑戦する」ことはないであろう。

 こんな楽しみを味わうことなく一生を終わるなんて、もったいない。

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サンチャゴ巡礼」カテゴリの記事

コメント

「北の道」も読まさせて貰いました。前向きの姿勢に感服しております。また、共感できる点が多く、かつ、現在進行形の記事なので迫力があります。「北の道」を無事歩かれることを祈っています。是非貴ブログを、弊ブログで一度紹介させて下さい。
小生は、5月12日出発、7月31日帰国でフライトを予約しました。装備はほぼ揃いました。あとは体力の準備だけです。体力に自信がないので、一日22kmを目標にしています。自転車よりも、もっと土地と人とのコンタクトが密なので、今からわくわくしています。

投稿: cycloo | 2014年3月 8日 (土) 16時55分

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 履歴書 | 2014年6月 8日 (日) 10時19分

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